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野菜の種類を数えた。実は野菜ではなかった野菜の種類。日本人だけ食べる野菜の種類。明日話せる「種類」のトリビア

日ごろから、口にする「野菜」はとても身近で、欠かせないものですが、調べてみると面白い事実がわかりました!

そもそも「野菜」ってどれだけ種類があるか知ってますか?

みんな「野菜」って思ってるけど、「野菜」ではない物があったりします。そこでこの記事では、そんな「野菜の種類」に注目し、明日話せるトリビアを交えてお話ししていきます。

目次

「日本の野菜の種類」の分類は?

 いつも食卓やスーパーでみかける「野菜」。よく食べる「野菜」から、名前も初めて聞くような「野菜」まで。

そんな「野菜の種類」の「分類」について書いてみました。

日本の「野菜の種類」は大きく以下の3つに分けることができます。

  • 果菜類
  • 葉菜類
  • 根菜類

「果菜類」は「きゅうり」や「トマト」に代表されるもので、「果実」や「さや」、「種子」を食べる野菜です。

「葉菜類」は「キャベツ」や「白菜」、「きのこ」も含まれ、「葉」や「茎」、「花」などを食べる野菜です。

「根菜類」は「大根」や「にんじん」、「タマネギ」など「 根」だけでなく、「茎」や「葉」の変形体を食べる野菜です。

「きのこの分類」については「各機関」によって取り扱いが分かれています。「総務省の家計調査」では「生鮮野菜」に分類されています。

一方、「農林水産省の統計」では「特用林産物」に分類されています。

理由としては、きのこは「菌類」に属して、「農林水産省」の「野菜の定義」から外れているからです。

世界中の「野菜の種類」は何種類?

世界には800種類以上の「野菜」が流通していると言われています。

「野菜の定義」は国ごとに様々であり、正確な数の把握は困難です。

例えば「藻類」(わかめ、ひじき)なども「野菜」に数える国もあります。しかし、日本では「わかめ」や「ひじき」は「野菜」と定義されてはいません。

そもそも、「わかめ」を食べるのは限られた地域(東アジア地域。日本、韓国、北朝鮮など)だけです。

理由のひとつとして、欧米人の身体では消化酵素がなく、「海藻」を消化できないと言われています。

実は「野菜」なあの食べ物

ほとんどの人が「果物」だと思って食べている「野菜」があります。

それが、この3つです。

  • スイカ
  • メロン
  • いちご

日本では、畑に苗を植えてから、1年で育つものを「野菜」と定めています。(農林水産省の定義による)

そのため「スイカ」・「メロン」・「イチゴ」は「野菜」に分類されます。

また、何を「野菜」にするかは、国の決まりによって違ってきます。

例えば、「ナス」や「トマト」も「果物」と考える国もあります。

トマトは「野菜の種類」か「果物の種類」かで裁判が起こる

「アメリカ」では、「トマト」が「野菜」か「果物」なのかをめぐって、1883年に裁判が行われたこともあります。

それが「トマト裁判」です。

「果物」と「野菜」で関税がちがったため、このような裁判が起こりました。結果として、法律上は「トマトは野菜」とされました。

判断の根拠は、「トマトは野菜畑で育てられていて、食事には出されるが、デザートにはならないから野菜である」とのことでした。

現在、アメリカでは、「トマト」は植物学的に見たら「果物」ですが、法律的には「野菜」とされています。

「野菜」ではない「野菜」の種類

野菜だと思っていた「アボカド」。実は「果物」の種類に分類されます。

これは畑になるものは「野菜」、木になるものを「果物」と定義しているからです。

「アボカド」は木の実のため、「果物」として分類されています。「アボカド」は世界一、栄養価の高い「果物」としてギネス認定されています。

「アボガド」は700種類以上もある

そんな「アボカド」は実は700種類以上の品種があります。日本では1種類しか見たことないですが、、、

大きく、次の3つに分かれます。

  • メキシコ系
  • 西インド系
  • グアテマラ系

日本に輸入されている「アボカド」の99%は「グアテマラ系」の「ハス種」です。「ハス種」は「アメリカ」の「カリフォルニア」で育成された品種です。

ほぼ、輸入に頼っています。しかし、量としては少ないですが、「日本」でも「アボカド」は生産されています。

日本だけでしか作られていない「野菜の種類」

日本でしか作られておらず、日本人しか食べない「野菜」はご存じですか?

それは「ゴボウ」です。

外国の方は、「ゴボウ」=「木の根っこ」と考えており、食べ物ではないと考えているようです。

そんな「気の根っこのゴボウ」を巡ってこんなエピソードがあります。

「捉えた外国人捕虜にゴボウを食事として出した際、ゴボウを食べる食文化のない外国人から見ると「虐待」とみられて、食事を与えた日本軍人が処罰されたというエピソードがあります。」

日本人しか食べない「野菜の種類」 

日本ではおなじみのあの「野菜」

実は日本人しか食べないと知っていました?

  • 松茸
  • ゴボウ
  • ミョウガ
  • アサツキ
  • ワラビ

日本人が食べている「ゴボウ」の98%は中国から輸入に頼っています。しかし、その「中国」ですら「ゴボウ」は日常生活では食べません。

「中国」で「ゴボウ」は「漢方薬」として、用いられています。

また、秋の味覚の代表格である「松茸」の香りは、外国人には不評なようです。

なんと松茸の学名「Tricholoma nauseosum」は「靴下の匂いのするキノコ」という意味なんだそうです。

逆に海外で食べるのに、日本では食べないものもあるそうで

それが「サツマイモの葉」です。台湾ではよく食べるそうです。

日本で1番食べられている「野菜」の種類は?

2023年 、1番食べられている「野菜」は「タマネギ」です。「タマネギ」は2019年から、「5年連続日本一」の座に輝いています。

ちなみに2位は「キャベツ」でこちらも2019年から5年連続で2位です。

某企業の調べでは、「好きな野菜ランキング」でも「タマネギ」が1番人気でした。(好きな「野菜」を複数から選択した場合)

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