好きな人はあまりいない外注「ゴキブリ」。家の中に現れるとパニックになります。
そんな「ゴキブリ」ですが何種類いてるか知ってますか?
「知りたくねーよ」って言われるかもですが、今回は「ゴキブリ」の種類についてお話しします。
世界中に「ゴキブリ」は何種類いるのか?
「ゴキブリ」は熱帯雨林を中心として約4000種類いると言われています。
私たちが見かける可能性のある人の生活圏に生息するのは、そのうち1%ほどしかいません。ゴキブリ99%、ほとんどが熱帯雨林で生息しているのです。
日本国内ではおよそ50種類のゴキブリが生息してることが確認されています。
日本国内50種類のうち、家で見かけるのは4種類
よく家や街中で見かけるゴキブリの種類は以下の4種類です。
- クロゴキブリ
- ヤマトゴキブリ
- ワモンゴキブリ
- チャバネゴキブリ
「北海道にゴキブリはいない??」北海道にいるゴキブリの種類
日本国内でも「ゴキブリ」を見たことがない人がいます。ずっと「北海道」に住んでいる人たちです。
「ゴキブリ」は寒さに弱く、生息できないので、ずっと北海道に住んでる人は目にすることがありませんでした。
でも、これを「都市伝説」とする説があります。
ゴキブリの北限は「青森」とされてましたが
- 物流網の充実
- オフィスやモールなど住みやすい場所が増えた
ことでゴキブリが増えています。
ちなみに北海道に生息しているゴキブリの種類で多いのは「チャバネゴキブリ」です。
色や模様別「ゴキブリの種類」
茶色のゴキブリの種類
「チャバネゴキブリ」や「ワモンゴキブリ」が茶褐色の体をしています。
>>チャバネゴキブリの画像
また、「ゴキブリ」ではないですが、チャタテムシという害虫も茶色っぽい色をしています。室内にもいるので「ゴキブリ」と間違えることがあります。
赤色のゴキブリの種類
「赤いゴキブリ」は存在していません。それは「赤く見える」ゴキブリかも知れませんし、ゴキブリに似た他の虫かも知れません。
よく言われるのは「クロゴキブリの幼虫」が赤く見えると言われています。
黒色のゴキブリの種類
「黒色」のゴキブリは、そのまま「クロゴキブリ」です。
体長25ミリほどで体が「黒褐色」です。家に出るので一般的に知られている種類です。
しましまのゴキブリの種類
しましま模様が入ったゴキブリは「クロゴキブリの幼虫」です。
初期段階の幼虫は「黒と白のしましま模様」で、さらに成長が進むと赤くなります。このときよく「赤いゴキブリ」を見た!と言われます。
そしてさらに成長し成虫になると「黒褐色」に変化していきます。
「日本原産」のゴキブリの種類
「ヤマトゴキブリ」は日本固有のゴキブリの種類です。
「ヤマトゴキブリ」の特徴は寒さに強いということです。
なので、ゴキブリが生息しにくい寒い、北海道でも確認されています。また、交尾なしで卵を産むことができます。
一生で20回ほどの産卵をします。
世界最古の種類?遺跡でゴキブリの化石が見つかる
2023年に奈良の纒向遺跡で、日本国内でよく見られるゴキブリの1種「チャバネゴキブリ」の化石が見つかりました。
「チャバネゴキブリ」はアフリカ北東部が原産で、貿易で日本国内に入ってきたという説があるが、最近ではアジア原産では?説もある。
珍しいゴキブリの種類
「ルリゴキブリ」というゴキブリの種類です。
光沢感のある暗青色です(オスのみ)メスは黒色です。
日本の八重山諸島(石垣島と西表島)に生息しています。
「ゴキブリ」の種類なのに綺麗だから「オークション」で売買されているのを見かけました。
「奄美大島」にいるレアなゴキブリの種類
奄美大島には「アカボシルリゴキブリ」というゴキブリの種類がいてます。
全国的に見られる
- チャバネゴキブリ
- クロゴキブリ
もいてますが、レアな種として生息しています。
>>クリックすると「アカボシルリゴキブリ」のGoogle検索画像が見られます。
「石垣島」にいるレアなゴキブリの種類
石垣島には「ウスオビルリゴキブリ」というゴキブリの種類がいてます。分布行きは「与那国島」でも確認されています
羽に薄い帯状の模様が入っているので「ウスオビ」と名付けられました。
>>クリックすると「ウスオビルリゴキブリ」のGoogle検索画像が見られます。
小さい種類のゴキブリは?赤ちゃん?
家でたまに出る「小さいゴキブリ」。これらは
- チャバネゴキブリ
- クロゴキブリ
- ヤマトゴキブリ
の「赤ちゃん」である可能性があります。
小さなゴキブリは「黒く」なく、白っぽい色をしています。成虫に近づくにつれ「茶色」や「黒色」になっていきます。
また、成虫のゴキブリのように羽がないので、違った姿をしています。
大人になっても「小さい」ゴキブリの種類
1番小さなゴキブリは「ホラアナゴキブリ」という種類です。
森などに住むゴキブリの種類で、体長が2ミリほどしかなく、家の中で見られる「チャバネゴキブリ」や「クロゴキブリ」が15ミリほどなので、小ささが際立っています。
ゴキブリが持っている「菌」の種類
ゴキブリはいろんな「菌」を持っており、不衛生なのは有名ですが具体的に持ってる「菌」を紹介します。
- サルモネラ菌
- チフス菌
- 大腸菌
- 赤痢菌
- O-157
- ピロリ菌
- 腸炎ビブリオ
- 小児麻痺病原体
ゴキブリに付いてる菌は身体についてるのはもちろん、糞や死骸にも菌は付いているので、駆除したあとの扱いにも注意が必要です。
ゴキブリ対策の種類
ゴキブリが出た時やそもそも家に入らせないための対策の種類が何種類あるか調べました。
ゴキブリが出た時の対策
ゴキブリが出てしまった時の対策の種類です。
殺虫剤

もっとも一般的な対処法です。
出てしまったときに1番対処しやすいです。「ピレスロイド系殺虫剤」はかなり強力なので、すぐに駆除できます。
赤ちゃんなどいるご家庭で、「殺虫剤はちょっと・・・」という人は、「冷却殺虫剤」がおすすめです。
殺虫成分は弱まりますが、安心して使えます。
ゴキブリの死骸を触るのが嫌!という人は「剤泡殺虫剤」がおすすめ。
泡で包んでしまうので死骸が見えません。気持ち悪さを感じずに処分できます。
お湯を掛ける
場所によるのですが、お湯を掛けると「ゴキブリ」は退治できます。
飲食店で出てきた場合、殺虫剤が使えないのでお湯を掛けて退治することがあります。
デメリットとして
- 家でお湯を掛けることができない場所(カーペットや畳の上)
- すぐにお湯がない
- 熱いお湯でないとゴキブリは退治できない
などがあります。
あくまでも「殺虫剤」がない時の応急処置として知っておけば大丈夫です。
食器用洗剤を掛ける
これも「殺虫剤」がないときの応急処置ですが、食器用洗剤を利用する方法があります。
ゴキブリに洗剤を掛けると、洗剤の「界面活性剤」が体表を覆い窒息させて退治させます。
デメリットは
- 直接、ゴキブリに掛けるのが難しい
- すぐに死なないので、逃げる可能性がある
- 病原菌が出てしまう可能性がある。
「病原菌が出てしまう」とは、界面活性剤の浸透圧でゴキブリに付着している病原菌が表に出てしまうことです。
ゴキブリを退治したけど、病原菌が出てしまってはどうしようもないので、処理した後は消毒液で付近を消毒した方が賢明です。
ゴキブリを寄せ付けない対策
ゴキブリは外から家の中に入ってきます。それを防ぐ対策があります。
ハーブを使ったゴリブリ対策
「ゴキブリ」はハーブの香りを嫌います。このハーブの香りを使うと家への侵入を防ぐとこができます。
「ゴキブリ」は以下のハーブを嫌います。
- ローズマリー
- ラベンダー
- ミント
- クローブ
- レモングラス
これらのハーブを以下の方法で利用することで、ゴキブリ対策ができます。
- ハーブを自宅で栽培する
- ハーブスプレーを散布する
これらは手軽にできるゴキブリ対策です。
「ゴキブリ」を巣ごと絶滅させる
「ゴキブリ」を見つけたが駆除できなかった。そんなときは「ベイト剤」と呼ばれる殺虫剤を使うのがおすすめ
「ベイト剤」はご存知の方も多いと思います。置いておくと「ゴキブリ」がその餌を食べて、巣に帰り「フン」をして、それを食べた「ゴキブリ」が退治される。併せてその死骸を共食いした「ゴキブリ」も退治できるものです。
「ホウサン団子」と言えばご存知の人も多いと思います。
餌用の「ゴキブリの種類」
害虫としての「ゴキブリ」ではなく、「食用・餌用」としてのゴキブリのニーズがあります。
爬虫類や両生類の「餌」として利用している人がいます。その餌になるゴキブリの種類は
- レッドローチ
- デュビア
という2種類です。
「レッドローチ」というゴキブリの種類
レッドローチは別名「トルキスタンローチ」「レッドランナー」と呼ばれています。
- ほとんど飛ばない
- 壁を登れない
- 繁殖力がすごい
という特徴があるので、餌用なのでずっと購入すると費用が掛かるので「レッドローチ」を飼育して、繁殖させている人もいます。
「デュビア」というゴキブリの種類
「デュビア」というゴキブリの種類も餌用として人気です。
- 動きが遅い
- 繁殖率がハンパない
- 雑食
であるため、こちらも「飼育しやすい」ので、餌用として自分で繁殖させて、爬虫類や両生類の餌にしている人がいます。
ゴキブリを食べる蜘蛛の種類
「ゴキブリ」を餌にしている昆虫がいます。「蜘蛛」です。
蜘蛛の中でもこの2種類がゴキブリの天敵です。
- アシダカグモ
- ハエトリグモ
アシダカグモは10センチほどの大きさになり、ゴキブリを食べる「蜘蛛」として有名です。
「益虫(えきちゅう)」と呼ばれる虫で、人に危害を加えないで、害虫を捕食してくれるありがたい昆虫です。
家に「アシダカグモ」が出て放置しておけば、ゴキブリだけでなく蚊などの虫も捕食してくれます。
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