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「梨」は日本だけしかない?梨の種類の明日話せる「種類」のトリビア

秋の味覚「梨」みんな大好きだと思います。「幸水」「21世紀」など有名な種類の「梨」があります。

「梨」って何種類あるか知ってますか?「梨」の種類を増やすのにどれだけの期間があるのか知ってますか?

「梨」の種類を調べると驚きの連続でした。

この記事では「梨の種類」にスポットを当てて、明日話せるトリビアとして記事を書いていきます。

目次

梨は大きく3種類に分かれる

「梨」の種類は大きく3種類に分けることができます。

  • 和梨
  • 中国梨
  • 洋梨

「和梨」はスーパーなどで見かける種類です。品種改良され「21世紀」や「幸水」など、よく知られている種類の梨があります。

「和梨」の中で「21世紀」など種類が分かれますが、品種改良された梨を数えると、「和梨・洋梨・中国梨」の3つのカテゴリーで2000種類以上の梨があると言われてます。

和梨は品種改良が進んだ

和梨の種類は100種類以上あります。主に出回っている種類は20種類〜30種類になります。

これだけ「梨の種類」があるのは、品種改良され、さまざまな種類が作り出されているから。

地域独自のものや、試験栽培中の「梨の種類」があるので、厳密に種類を特定するのは難しいです。

梨の種類が増えるのには時間が掛かる!(品種改良は大変!)

梨の種類は多いですが、長い時間をかけて品種改良を行なった結果、これだけの美味しい梨の種類があります。

品種改良は

  • 既にある「梨」を選ぶ
  • 掛け合わせる(春に受粉させる)
  • 収穫する(秋に収穫する)
  • 種を取り出す
  • 翌春にタネを植える
  • 実が収穫できる気になるまで育てる(5年以上)

これだけ長い年月が掛かる

「幸水」という有名な種類の「梨」は1941年に交配し実ができたので1947年。そこから、美味しい・育てやすい「梨」にするため改良を加え、世の中に出たのが1972年。

これだけ長い期間を経て「梨」の種類は作られているんです。

洋梨の種類で有名な「ラ・フランス」は意外なところで生産されている

Screenshot

「ラ・フランス」その名の通り「フランス」が原産の洋梨の一種です。この「ラ・フランス」の生産地を調べると意外なことが判明しました。

なんと「フランス」では「ラ・フランス」が生産されていません。理由としては

  • 栽培に手間がかかる
  • 実をつけるのに他の梨より1ヶ月多くかかる
  • 病気にかかりやすい

というのがあります。

1900年代はじめには「原産国フランス」での生産は無くなったとされています。

「ラ・フランス」の生産はどこが1番?

なんと日本が世界中で1番生産しています。1番というより日本以外で生産している国はありません。

フランスで「ラ・フランス」の生産がなくなる前に、苗を持ち込み、今も生産を続けています。

ちなみに日本国内で1番生産量が多いのが「山形県」で、全生産量の80%が生産されています。

馴染みの薄い「中国梨」という種類

「中国梨」という種類があります。あまり見かけることも聞くこともないと思います。

日本でも北海道、青森、長野、岡山で少し生産されています。

「和梨」や「洋梨」とどう違うの?と思いますが、形が「洋梨」のようにひょうたん型で、食感が「和梨」のようにシャキシャキしています。

世界で1番重い梨の種類

ギネスに認定されている梨があります。「愛宕梨(あたごなし)」です。

通常の梨の重さは280グラム〜300グラムですが、ギネスに載っている「愛宕梨」の重さは3,405グラムです。

出典:農林水産省公式ページより

通常の梨の11倍の重さです。これがギネスに登録されている世界最大の「梨」です。

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