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日本と世界の「お味噌」の種類分け。明日話せる「種類」のトリビア

名古屋って「味噌」を使った料理が名物。「地域によってお味噌の味って違うよね」というイメージしかない味噌

何種類あるか知ってますか?

今回の記事では「お味噌の種類」にスポットあてて、明日話せるトリビアを交えてご紹介していきます。

目次

お味噌の種類はどれだけある

お味噌の種類は「麹」によって3種類に分けることができます

  • 米味噌
  • 麦味噌
  • 豆味噌

この違いは大豆にどの「麹」を利用するかで分かれます。

大豆に「米麹」で味噌を作ると「米味噌」になります。

これらの味噌を合わせて作る「調合味噌」もあり、これを加えると4種類になります

地域ごとに味噌を種類分けする

「味噌」は日本各地で作られており、地域ごとで18種類に分けることができます。

  • 北海道味噌
  • 津軽味噌
  • 秋田味噌
  • 越後味噌
  • 佐渡味噌
  • 仙台味噌
  • 会津味噌
  • 越中味噌
  • 加賀味噌
  • 江戸味噌
  • 信州味噌
  • 東海豆味噌
  • 関西白味噌
  • 府中白味噌
  • 瀬戸内麦味噌
  • 御前味噌
  • 讃岐白味噌
  • 九州味噌

名古屋の赤味噌(東海豆味噌)や信州味噌などメジャーな味噌もあります。

地域の気候や風土で独自の発展を遂げました。

味噌の生産量が一番多い県は?

味噌の生産量が多いのは「長野県」です。

なぜ、長野県が味噌の生産量が多いのか?

長野県では「生糸」の生産が盛んでした。その工場で働く人たち食事に「味噌汁」が提供されていました。使われている「味噌」は各工場で作られてました。

昭和に入り不況で「生糸」の生産が不調になり廃業するところが増えます。そこで「生糸」から「味噌作り」に転換する企業が増えました。

また、東京で「長野の味噌が美味しい」と評判で、生産量が増えるきっかけになりました。

世界で初めての「味噌」

味噌の起源は中国で、肉や魚を雑穀や麹、塩と漬け込んだものと考えられています。

しかし、これは諸説ある1つに過ぎません。

味噌、日本発祥説

日本発祥説もあります。

食品の保存には「塩」が利用されていたので、大豆を塩漬けにして保存していたときに、発酵して味噌ができたと言う説です。

他の国のお味噌の種類

「味噌は日本のもの」と思いがちですが他の国にもあります。

みなさんスーパーで見かける物です。

中国のお味噌

中国のお味噌は日本でも有名です。

  • 豆板醤
  • 甜麺醤
  • 芝麻醬
  • XO醬
  • 豆鼓醤
  • 桂花醤

よくお馴染みの調味料はすべて味噌の種類です。

日本の味噌と見た目が全く違います。使用方法も日本の味噌は、お味噌汁鍋ラーメンなど液体に溶かして利用しますが、中国のお味噌は回鍋肉などに見られるように、炒めて香りを出す調理方法が多いです。

韓国のお味噌の種類

韓国にもお味噌があります。こちらもスーパーなどでよく見かけます。

  • コチュジャン
  • サムジャン
  • テンジャン
  • チョジャン


など、韓国のお味噌はお鍋に使ったり、和物に使ったり、野菜につけたり、色々な使い方をします。

タイにも味噌っぽい調味料がある

タイの料理と言えば、スパイスやハーブを使用しますが、味噌もあります。

「タオタオ」という調味料で、大豆でできています。

かなり塩分が強い調味料で日本人に人気のタイ料理カオマンガイのソースや空芯菜炒めにも使われています。

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