日常に当たり前の様にある「鍵」。何も意識せず使ってますが、どんな種類が何種類あるか知ってますか?
明日話せるトリビアとして「鍵」の種類について調べてみました。
鍵は色んな場所で使われているので種類が多い
「鍵」の種類は22種類ありました。
「鍵」の種類はいくつかのカテゴリーに分かれます。タイプがあり、そのなかで色々な「種類」があります。
今回は4つのカテゴリーに分けて、その中で「何種類」の鍵があるのか紹介していきます。
シリンダー錠(6種類)
- ディスクシリンダー
- ロータリーディスクシリンダー
- ピンシリンダー
- マグネットシリンダー
- ウェーブキーシリンダー
- ディンプルシリンダー
ディスクシリンダーは1970年代に登場した「鍵」で、それまでの南京錠に代わるものでした。ただ「ピッキング」に弱いのが問題でした。
代わりに「ロータリーディスクシリンダー」はピッキングに強く、今、よく使われているシリンダーキーです。
「ピンシリンダー」もピッキングに弱く、そこを改良した「アンチピンシリンダー」が主流です。
「マグネットシリンダー」は名前の通りマグネットが使用されており、ピッキングで開けることができません。なので他のシリンダーキーより防犯性は高いです。ただあまり普及しませんでした。理由は合鍵が作りづらいからです。
錠前(じょうまえ)(9種類)
- インテグラル錠
- サムラッチ錠
- ケースロック
- 面付箱錠
- 本締錠
- 召し合わせ錠
- 戸先錠
- プッシュル錠
- 浴室錠
- 空錠
「インテグラル錠」は昭和50年代に普及した錠前でドアノブに鍵の差し込み口がついてるタイプです。今ではほぼ見かけないと思います。
鍵を差し込みながらドアノブを回して開けないとダメで、子供には少し難しかったタイプです。
「サムラッチ錠」はドアノブとその上にレバーがついたタイプです。華やかな装飾がされています。
「サムラッチ」の「サム」は英語の親指「thumb」から来ています。「ラッチ」は「Latch」で「掛け金」で親指で掛け金を開錠するという意味です。
電子錠(でんしじょう)(4種類)
- リモコン・カード型
- 暗証番号型
- 指紋認証型
- タッチキー型
「電子錠」「スマートロック」「電気錠」など様々なタイプがあります。
「ザクっと」に各種類の特徴をまとめると
電子錠 | リーダーは電池で稼働 リーダーはドア埋込、シリンダーに被せるなど 解除方法は暗証番号、指紋認証など |
スマートロック | 電子錠の機能+ネットで操作可能 電子錠の機能+ログが取れる 電子錠の機能+外部システムとの連携が可能 |
電気錠 | リーダーは配線で繋ぐ必要あり 解除方法はボタン式、生体認証、暗証番号など 工事費用が高い |
その他の鍵の種類(3種類)
- ダイヤル錠
- 南京錠
- クレセント錠
「ダイヤル錠」は1875年にできたと言われてます。業務用として売上金の管理に使われていたようです。
ダイヤルのメモリは「数字」が一般的ですが、昔は「いろはにほへと」や「十二支」など使うタイプもありました。
「南京錠(なんきんじょう)」。
中国の南京で生まれた南京錠・・・無意識にそう考えそうですが、実は違います。
紀元前500年くらい古代ローマで使用した形跡が残っています。ちなみに日本はカンボジアから伝わった「かぼちゃ」を「ナンキン」と呼び、「落花生」も日本に伝わった当時「南京豆」と呼ばれたことから、「南京錠」と付けられたと推測できます。
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