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チロルチョコの種類は何種類ある?定番の種類や珍しい種類、包み紙の保存方法など、明日話せる「種類」のトリビア

多くの人に愛されているチロルチョコ。
チロルチョコは、日本中のスーパーやコンビニなどのお店で買えるお菓子です。
一度は食べたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんなチロルチョコには魅力がいっぱい!
この記事では、「チロルチョコの種類」にスポットを当てて、明日話せるトリビアを交えながらお話しします。

目次

これまでに発売された味は何種類?

チロルチョコのこれまで販売されたフレーバーの種類は、500種類以上です。
チロルチョコの公式ホームページ「チロコレ」では、年代別に販売されたチロルチョコを見ることができます。パッケージが表示されるので、見ていて楽しくなりますよ。
チロルチョコ株式会社の特徴として、商品開発の際はマーケティング(市場調査)よりも社内でアイデアを出し合うことを重視しているそうです。お客様に楽しんでもらえるかを基準として、作ったらおもしろそうな味や開発メンバーが食べたい味をアイデアとして出し合っていて、味の再現は満足できるものでないと販売しないそうです。こだわりを感じますね!

チロルチョコの歴史

チロルチョコの発祥

1962年にチロルチョコが誕生しました。
当時高級だったチョコレートを2代目の社長の「子どもたちに10円で食べさせてあげたい」という思いから生まれました。
最初のチロルチョコは、ミルクヌガー。
形は、現在のチロルチョコを横に3つ並べた3つ山タイプでした。
人気商品でしたが、1976年のオイルショックにより物価が高騰。
ミルクヌガーも値上げを余儀なくされ、売れ行きが落ちて行きました。
その後、「10円で食べさせてあげたい」と初心に返ったことから、1979年に1つ山タイプのチョコレートが誕生しました。これが現在のチロルチョコです。10円タイプのチロルチョコになり売上が回復しました。

チロルチョコ株式会社とは

元々は、1903年、福岡県田川市にあった菓子製造業の「松尾商店」から始まりました。
1919年に松尾製菓株式会社という会社組織になり、戦後にキャラメルが大ヒットしました。
全国に美味しいお菓子を届けるため、販売部門と開発部門を東京に移し、2004年、チロルチョコ株式会社が設立されました。
現在の社長は4代目で、2023年にはベトナム工場が竣工され、アジアでの販売事業拡大を目指しています。

チロルチョコ株式会社が大切にしていること

チロルチョコ株式会社が使命としているのは、『「あなた」を笑顔にすること』です。
『あなた』には、会社で働く社員、お客様、家族やお得意様など、チロルチョコ株式会社に関わるすべての人が含まれています。
全力で楽しんで商品を作り、お客様に笑顔になってもらう。
お客様が笑顔になると社員も笑顔になる。
社員が笑顔になると、家族やお得意様も笑顔になる。
この『笑顔の連鎖』を重視しているそうです。
チロルチョコ株式会社は、社員をとても大事にしている会社です。
実際に、社員の満足度を向上するため以下のような取り組みをしています。
・スキル支援・・・資格取得支援、書籍購入支援、チロルアカデミー(勉強会)など
・健康への支援・・・定期健康診断A判定奨励金、人間ドック費用補助、社員食堂など
・プライベート・・・消滅有給休暇買取制度、フルフレックス勤務制度、育児短時間勤務制度など
ここで挙げたのはほんの一例で、社員を大事にする取り組みはまだまだあります。
チロルチョコが愛される商品を作り続けている理由がわかりましたね!

チロルチョコの定番商品の種類

チロルチョコの定番商品の種類を紹介します。

ミルクヌガー

「元祖チロルチョコ」のミルクヌガーは、1962年の発売から60年以上愛されている超ロングセラー商品です。チロルチョコ3つ分の3つ山タイプの形が特徴です。
ヌガーとはソフトキャンディーの一種で、砂糖や水あめを煮詰め、ナッツ類などを混ぜて冷やし固めたものです。キャラメルのような食感をしています。
ミルクヌガーは子どもたちが食べやすいような甘さがあり、食感まで楽しめる工夫がされています。まさに2代目社長の子どもたちへの想いが詰まった商品だと言えます。

コーヒーヌガー

1979年に発売した1つ山タイプのチロルチョコがコーヒーヌガーです。
チロルチョコと聞くと、コーヒーヌガーの包み紙が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
コーヒーヌガーは、中のヌガーがほんのり苦いのが特徴です。
その分、チョコレートの甘さがひきたちとてもよく合います。

ミルク

ミルクは、1990年から販売されている商品で、包み紙のデザインがほとんど変わっていないそうです。
中身には生クリーム入りのミルククリームがしっかりと入っていて、チョコレートでコーティングされています。
「チロルチョコ〈ミニミルク〉」というハーフサイズのミルクが大袋の商品となって販売されていることから、ミルクの人気の高さがわかります。

ビス

ビスは、1984年に誕生、2024年に40周年を迎えました。
ビスの包み紙は、ピンク・水色・黄色の下地にドット模様があってポップな印象です。味はどれも同じです。
中にはビスケットが入っていてサクサクとした食感が特徴です。
ビスは、アソート品(様々な種類の品物をまとめた詰め合わせ商品)としてバラエティパックで販売されていました。しかし、ファンからの「ビスだけ食べたい」という要望にこたえて、チロルチョコのオンラインショップでは「チロルチョコ」〈ビス〉30個入り」商品の販売を始めました。
このことからも「お客様の笑顔が見たい」というチロルチョコ株式会社の気持ちを感じますね。

ホワイト&クッキー

ホワイト&クッキーは、2007年に誕生しました。
他の定番商品に比べて新しい商品ですが、単品で販売されていたり、またバラエティパックにも入っている人気商品です。
まろやかなミルク風味生地にココア風味のクランチクッキーが混ぜられています。
人気の秘密は、クランチ特有のザクっとした食感と甘さ控えめなところ。
クッキーがゴロゴロ入っているため食べ応え十分です。

チロルチョコ〈バラエティBOX〉

チロルチョコ〈バラエティBOX〉では、定番人気の5商品の味が楽しめます。
入っているフレーバーは、以下のとおりです。
・コーヒーヌガー
・ビス
・ミルク
・アーモンド
・ホワイト&クッキー
各味4個ずつ、合計20個入りです。
アーモンドの前はいちごゼリーだったことから、フレーバーの入れ替わりはあると考えられます。
バラエティBOXは、チロルチョコの台形型をそのまま大きくした見た目が特徴です。
フタが開くので、メッセージを忍ばせてプレゼントにしても喜ばれます。

チロルチョコ〈バラエティパック〉

チロルチョコ〈バラエティパック〉では、7商品の味が楽しめます。
入っているフレーバーは、以下のとおりです。
・コーヒーヌガー
・ビス
・ミルク
・アーモンド
・いちごゼリー
・ザクチロ
各味3個ずつ、合計21個入りです。
バラエティパックに入っているアーモンドのパッケージに描かれているキャラクターは「ジョージくん」です。100個に1個ピースサインをしているジョージくんがあるのだとか。ぜひ見つけてみたいですね。

チロルチョコ〈ミルクヌガーパック〉

ミルクヌガーが食べやすく一口サイズになった袋商品です。
1つ山タイプのミルクヌガーが21個入っています。
この袋商品の嬉しいポイントは、チャック付きであること。
保存や持ち運びに便利で、ここでもお客様を想う気持ちが伝わってきます。

プチロル

プチロルは、チロルチョコを約24分の1サイズにした極小チロルです。
そのまま食べる他にスイーツのトッピングに利用することもできます。
フレーバーはチョコレートといちご味の2種類です。
パッケージに描かれているキャラクターはプチロルズと呼ばれ、チロルチョコ宇宙支社から来た広報部隊だそうです。

ごえんがあるよ

1984年誕生のロングセラー商品。実はこれもチロルチョコの仲間なのです。
10円だったチロルチョコよりも安いチョコを作ろうと生まれた商品だそうです。
その名のとおり、5円玉の形をしているチョコレートが特徴です。
キャラクターの名前は「ごえんくん」といい、個包装のパッケージの裏側には「ごえん」にまつわるトリビアが付いています。

めずらしいチロルチョコの種類

チロルご当地めぐり

チロルご当地めぐりとは、ご当地銘菓をチロルチョコを通して体験できる袋商品です。
2019年、2020年、2025年に実施されています。
これまでに以下の商品が販売されました。
2019年
・岩手「さいとう製菓」のかもめの玉子
・愛知「コメダ珈琲店」のシロノワール
・広島「やまだ屋」のもみじ饅頭
・佐賀「竹下製菓」のブラックモンブラン

2020年
・北海道「三星」のよいとまけ
・東京「舟和」の芋ようかん
・京都「本家西尾八ツ橋」の八ツ橋
・沖縄「御菓子御殿」の紅いもタルト

2025年
・岩手「さいとう製菓」のかもめの玉子
・東京「舟和」の芋ようかん
・岡山「廣榮堂」のきびだんご
どれも聞いたことがある銘菓ばかりで驚きですね。
全国の一部のスーパーやコンビニなどで販売されているので、見かけたらぜひ手に入れたい商品です。

「チロルチョコプレミアム」

チロルチョコには、「チロルチョコプレミアム」と呼ばれるシリーズがあります。
包み紙はゴールドをとりいれた高級感のあるデザインで、味・品質ともにこだわりを追及した商品です。
価格は1個46円、通常のチロルチョコに比べるとプレミアム価格となっています。
これまで販売されたフレーバーは、以下のとおりです。
・ガトーオペラ
・ラ・フランス
・ロイヤルミルクティ生チョコ仕立て
・ピスタチオ生チョコ仕立て
どのフレーバーも再現度が素晴らしく、クオリティが高いと絶賛されています。
季節限定商品なので、食べたい人は要チェックです。

健康志向のチロルチョコ

健康志向のチロルチョコとして売れ筋商品となっている商品は2つあります。
一つ目は、チロテインと呼ばれるプロテインバーです。チロルチョコにプロテインバーがあるなんて驚きました。
チロテインのフレーバーは、ミルクときなこの2種類あります。
プロテインバーなので、もちろん高たんぱく!たんぱく質はミルクには5.7g、きなこには6.4g含まれています。
チョコレートの中には、サクサク食感の大豆パフが入っています。

二つ目は、青汁玄米バーです。
九州産の大麦若葉を使用した青汁風味のチョコレートの中に、焙煎された玄米が入っていて、ガリガリとした食感が特徴です。
青汁を手軽に摂取できるように食べやすさにこだわった商品なので、ほんのり甘く誰もが食べやすい商品となっています。

プロテインバーの形は3つ山タイプで、元祖チロルチョコのミルクヌガーと形が似ていてほっこりとした気持ちになります。
健康志向の現代に合った商品でありつつ、チロルチョコらしさをもっている素敵な商品です。

ギフトにぴったりなチロルチョコの種類

チロルチョコには、ギフトにぴったりな商品もあります。

DECOチョコ

DECOチョコとは、世界でひとつだけのオリジナルチョコが作れるサービスです。
包み紙を自分でデザインしたり、自信のない人は決められたデザインの中から選んで作ることができます。
DECOチョコは、1セットで15個入りまたは45個入りです。
・15個入り・・・ミルク
・45個入り・・・ミルク、ホワイト&クッキーのどちらか1種から選択可能

こんな時におすすめ

DECOチョコは以下のシーンでおすすめです。
・お祝い・・・誕生日、ウエディング、出産
・シーズン・・・こどもの日、母の日、父の日、敬老の日、ハロウィン、七五三、クリスマス、バレンタイン、受験、ホワイトデー
・気持ち・・・あいさつ、感謝、友情、推し活など
シーンに合わせてデザインを自由に選択できるので、相手に喜ばれること間違いなしの商品です。
また、DECOチョコはプレゼントされても嬉しい商品です。
ただし、中には「もったいなくて食べられない!」と言う人もいるかと思います。
そこで、チロルチョコの包み紙の保存方法を次の項目で紹介します。

包み紙の保存方法

ここでは、包み紙を保存する方法を2つ紹介します。

・保存用グッズを使う
DECOチョコ公式サイトでは、包み紙用の保存用グッズが販売されています。
商品の種類は3種類あります。
・ボールチェーン
・マグネットチェーン
・パノラマケース
どの商品もチロルチョコ型の本体に包み紙を巻きつけて作る仕組みで、誰でも簡単に組み立てができます。
保存するだけでなく、日常使いができるアイテムである点も嬉しいですね。

・カード用のリフィルに保管
チロルチョコの包み紙はデザインが凝っていることから、コレクターがいるそうです。
チロルチョコの包み紙をコレクションしている多くの人がやっていた保管方法がこのやり方です。
1.トレーディングカードなどを保管する時に使う透明なスリーブにチロルチョコの包み紙を入れる。
2.スリーブをカード用のリフィルに入れる。(A4サイズで9ポケットあるタイプが良い)
3.リフィルをファイルに入れて保管する。
収納アイテムは、すべて100円ショップでそろいます。
絵画のように平面でコレクションしたい人は、このやり方がおすすめです。

チロルチョコに関するトリビア

チロルチョコは大きさが違う?

チロルチョコの大きさは3種類あります。
・10円サイズ・・・大きさ2.5㎝角
・通常サイズ・・・大きさ3.0㎝角
・ミニサイズ・・・通常サイズの24分の1

元々は10円で販売されていたチロルチョコですが、1993年にコンビニで販売を開始する際に「10円サイズではコンビニのバーコードが入らない」との理由からサイズを大きくし、販売するようになりました。
時々「チロルチョコは10円じゃない、値上げした!」と言う人がいますが、サイズが大きくなった背景があり値上げしたわけではありません。
現在は単体商品としては、3㎝角の通常サイズのチロルチョコが販売されています。
10円サイズのチロルチョコは、バラエティパックなどのアソート品として販売されています。
また、通常サイズのチロルチョコでも限定品は価格が上がります。
色んな種類のチロルチョコを食べてみたい時は10円サイズ、甘いものをしっかり食べたいときは通常サイズ、子どものおやつにしたい時はミニサイズなど、食べるシーンに合わせてサイズが選べるのもチロルチョコの魅力です。

人気商品なのに消えた商品の真相

人気商品がたくさんあるチロルチョコの中で、空前のヒット商品をご存知ですか?
それは、2003年に発売された「きなこもち」です。
きなこもちは、きなこ味のチョコの中にもちグミが入っていて、当時なかった味が受け、5ヶ月で1,700万個も売れました。
そんなきなこもちですが、2021年3月で販売終了となっています。
人気商品だったにも関わらず、販売終了となったのはなぜか。
チロルチョコ株式会社が発行する「チロル新聞」(2021年3月26日発行)によると、きなこもちのキャラクター「もちくん」が失踪したからとのことです。
もちくん失踪のニュースは多くのファンを悲しませましたが、同年9月にもちくんが帰ってきて季節限定で袋販売されています。
もしかすると原材料の値上げなど大人の事情があるのかもしれませんが、ユニークなお知らせもチロルチョコらしいですよね。
きなこもちは季節限定商品の人気商品なので、見かけたらぜひ味わいたいです。

最後に・・・

最後までお読みいただきありがとうございます。
チロルチョコの魅力を知って、さらに好きになったのではないでしょうか。
チロルチョコは、おやつにしたり、ご褒美にしたり、趣味にしたりなど楽しみ方は様々です。
日常を潤してくれる素敵なお菓子だと思います。
ぜひお店でチロルチョコを見つけてみてください。

知識は生活を彩ってくれます。
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