「健康保険」って何種類あるか知ってますか?
目次
健康保険は何種類あるの?
「健康保険」は働き方によって3種類に分類されます。
- サラリーマンや公務員が入る健康保険
- 自営業やフリーランスが入る国民健康保険
- 75歳以上の人が入る「後期高齢者医療保険」
①の「健康保険」は運営元が3種類に分かれ更に分かれます
- 大手や関連会社が多い企業は、自分たちで「組合」を作り健康保険制度を運営している。
- 中小企業などは「協会けんぽ(全国健康保険組合)」が運営している。
- 国家公務員、地方公務員、私立学校の職員は各共済組合が運営している。
「協会けんぽ」と「共済組合」の違い
この2つは
協会けんぽ | 共済組合 |
---|---|
医療保険の運用をしている | 医療保険と年金保険の運用をしている |
加入者は「被保険者」と呼ぶ | 加入者は「組合員」と呼ぶ |
保険料を「保険料」という | 保険料を「掛け金・負担金」という |
健康保険はいつできた?
1922年に健康保険法が制定。
「10人以上の従業員」を持つ企業が健康保険組合を通じて「健康保険」を提供することが義務付けられた。
1934年に「5人以上の従業員」へ拡充。
しかし、1956年の「厚生白書」には3000万人近い人が「公的医療保険」に未加入だったと記されている。
1958年に「国民健康保険法」が制定され、1961年に「国民皆保険」が完成した。
コメント